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2016-07-12 17:00

社会

ヤンゴンで仏教僧侶グループが政府に抗議デモ

仏教
ラカイン州のイスラム系少数民族への対応を批難
7月10日、ヤンゴンのシュウェダゴン・パゴダに仏教徒グループが集まり、政府に対する抗議デモを行った。

抗議デモは、ラカイン州のイスラム系少数民族に対する政府の対応に反対するもの。政府がイスラム教コミュニティーを擁護することがないよう要求した。

また、イスラム教コミュニティーをメディアなどで扱う際には「ベンガル」を使用するよう求めた。

デモにはおよそ300名が参加。ヤンゴン、バガン、エーヤワディー地区の、民主主義を訴える僧侶グループが主導した。

デモ隊は「ラカイン州にイスラム教コミュニティーの存在を認めるな」などと書かれた旗を持ち、シュウェダゴン・パゴダから警察隊のバリケードまで、約5分間行進した。警察は行進を中止するよう求めたが、犠牲者を出さないため最終的には通行を許可したため、行進は約2時間続いた。

一般仏教徒も参加 要求をティンチョー大統領へ提出
デモには僧侶だけではなく、一般の市民も参加している。ラカイン州の仏教徒だという学生は、

ラカイン州にイスラム教の少数民族がいることではなく、問題はベンガル人だ。彼らはベンガル語を話す。彼らは私たちと同じ民族ではない。(The Nationより)


と語る。

僧侶グループは要求を文書にし、ティンチョー大統領に提出するとしている。


外部リンク

The Nation
http://www.nationmultimedia.com/
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