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2017-10-13 20:00

社会

ミャンマー代表団、タイを訪問し労働者の身分証明書を発行するキャンプを視察

タイ
ミャンマーからの労働者と面談も
労働・入国管理省大臣、自治省大臣など5人のメンバーからなるミャンマー代表団は、10月3日から7日までタイを訪問し、マハチャイ1と2、サムットプラーカーン、ラナウ、ソンクラー、チエンマイ、メーサーイ、メーソート、ナコーンサワンの身分証明書を配布するキャンプと、バンコクを視察した。

10月3日に、労働局のU Win Shein局長によって率いられたミャンマー代表団は、タイのミャンマー共同体と面談し、セブンイレブンミニマーケットで支払った時に登録された日付で作成された身分証明書を持てない問題、ブローカーの悪用、追加のビザ手数料、覚書システムの下で労働者を送ることに関する問題、タイの一部地域で指定賃金よりも低く支払われていること、過去に労働者から返された経費を関係部署が集めていることなど、ミャンマーの労働者を守るための課題について、率直な話し合いが行われた。

身分証明書発行や労働環境など様々な問題
キャンプに到着すると、局長は次のように述べた。
「ミャンマーの出稼ぎ労働者の問題は、現行の法律と当事国の規律に沿って扱われる必要がある。タイにあるミャンマー市民社会との議論や身分証明書を発行するキャンプへの視察によると、様々な問題があった。」(プレスリリースより引用)

これらの問題には、まず、カウンターサービス社とミャンマー銀行サービスチームとの間の契約におけるタスクリスト指定プロセスに従って、セブンイレブンミニマーケットでは、300バーツにサービス料10バーツがプラスされ、一時金で310バーツの支払いが必要であるということが挙げられる。

また、ミャンマー側はタスクリストの指定に責任を負わなくてはならない。タスクリストシステムでは、カウンターサービス社との相談なしに、ミャンマーとタイの協力により、タイの労働局から指定された日付で身分証明書の発行が行われる。余分のサービス料金を要求する両国のブローカーは禁止。

そして、身分証明書を取得した労働者はメディカルチェックを受け、ビザの発行と労働許可はタイから明確に実施されなくてはならない。

今後もタイ当局と協力
タイ関係当局との交渉の後には、車がない場合に、身分証明書キャンプで移動車両を装備することについての問題、ワンストップサービス、多くの労働者たちがやってくるキャンプにおいて、メディカルチェックのグループの列が増加する問題が発生するだろう。

労働者が密集して問題を解決する地域にいるミャンマー労働者の利便性のために、タイ当局はミャンマーのモバイルチームと、できるだけ協力を行うこととなった。

ワーキンググループの会議とテクニカル会議は、11月末にタイで開催される予定となっている。

(画像はミャンマー情報省より)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/10/10/2017/id-11697

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