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2017-10-12 20:00

社会

ユニセフ、衛生環境などを改善 急性水様性下痢症やコレラを予防

ロヒンギャ族
衛生環境の改善を 保健分野の緊急支援も猶予なし
世界中の子どもの権利と、健康を守るために活動する、公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ミャンマーから逃れてきたロヒンギャ族に、急性水様性下痢症や、コレラ予防支援などを、実施する予定であると、10日のプレスリリースで発表した。

難民キャンプの拡大があまり進まず、人口密度が高いこと、雨が降ったあとに、全体が水浸しになるなど、衛生環境が良いとは言えない状況にある。ユニセフは、急性水様性下痢症や、コレラの感染が拡大することに懸念を示しており、新たな支援計画を予定するなど、保健分野の緊急支援を進めていく。

ワクチン90万回分がバングラデシュに 意識向上の取り組みも
3か所の保健センターでは、下痢症治療のための経口補水塩(ORS)の備蓄や、コレラ感染者の早期検査や発見などを行っている。7日までには、ワクチン90万回分がバングラデシュに届けられた。また、10日からは、1歳以上の全ての子どもを対象にした、経口コレラ予防接種キャンペーンを行っていくとした。

更に、宗教指導者、ボランティアや若者たちが、いかにコレラを予防し、感染者を発見するのかといった、情報発信をサポートするなど、意識向上への様々な取り組みも進めている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/

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