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2017-09-16 06:00

社会

ユニセフ、ミャンマーからの難民の60%が子ども 多くが保護者とはぐれる

ユニセフ
バングラデシュで過去に類を見ない光景 6日間で22万人が越境  
ミャンマーのロヒンギャ族の難民が、バングラデシュに大流入している問題で、公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)は、そのおよそ60%が子どもであるとの報告があったと、9月13日のプレスリリースで明らかにした。

8月25日にミャンマー西部ラカイン州で起きた当局と、ロヒンギャ族の武装勢力の衝突により、過去に類を見ない難民がバングラデシュに押し寄せている。ユニセフ(国連児童基金) バングラデシュ事務所、子ども保護チーフで、コックス・バザールで活動するジャン・リービー氏は9月12日、その異様な光景を報告した。

同氏は、9月4日から10日の6日間で、22万人の難民がバングラデシュに押し寄せたとし、予備データによれば、その60%が子どもであるとしている。

心理的ケアも必要 1,128人の子どもがはぐれる
緊急支援を必要とする子どもは、20万人にも上っており、凄惨な状況を目にしてきた子どもが多く、心理的なケアも必要となっている。

ユニセフは、保護者とはぐれてしまった子どもが、1,128人もいることを確認。今後もこの数は増加するとした。活動に最低限必要とするのは730,0000アメリカ・ドルだとする一方で、難民の流入がすぐに止まるとは考えにくく、今後更に活動資金が必要になるとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/

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