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2017-08-14 18:00

社会

ミャンマー、木質系燃料が燃料消費量の81%を占める

木質系燃料
いまだに多い木質系燃料
8月9日にリリースされた調査で、ミャンマーの国民の大半は、薪や木炭、調理用の燃料棒などの木質系燃料を使用していることが報告された。

また、調理のための木質系燃料の消費量は、国の燃料消費量全体の81%に達していることも分かった。

労働・入国管理・人口省が行った2017年の国勢調査によると、木質系燃料を大量に消費することは、環境保全や汚染への影響があり、また、家庭における換気が不十分であるために、人々への健康被害の原因となる可能性がある。

こうした状況から、ミャンマーでの気候変動関連政策として、燃料効率に優れた調理用コンロや、調理燃料用液体ガスの積極的な導入を目指している。

清潔な飲料水やトイレは確保
調査では、その他、ほとんどの家庭で、清潔な飲料水、ハエのいないトイレを確保した住居を所有していることも示されており、ハエのいないトイレを持っている割合は74.3%で、さらに清潔な飲料水も確保した住居である割合は69.5%となっている。

しかし、それぞれの地域における評価で、住居に使用された建築材料は、地区や地域、州によって大きな違いがあることも判明している。

わらぶきや竹を使用して作られた家のほとんどは、定期的なメンテナンスを必要としている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/10/08/2017/id-11268

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