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2017-08-10 08:00

社会

ミャンマー・チン州にて日本製道路工事機材を使用し、道路復旧工事を実施

技研製作所
工事は、ミャンマー建設省のオペレーターが実施
産業機械の開発および製造販売等を行う株式会社技研製作所は8月8日、ミャンマー西部・チン州にて、油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー」と、付随するシステム機器の「GRBシステム」を使用した道路災害復旧工事を実施したと発表した。

工事は5月1日から6月2日まで実施された。なお、道路工事に使用された機器類は、昨年7月、ミャンマー向けODAとして、ミャンマー政府に提供されたものである。また、今回の工事は、ミャンマー建設省のオペレーターにより実施された。

交通規制なしで工事可能 地元住民からは賞賛の声
同州では2015年7月に豪雨に見舞われ、道路の法面が崩壊するなど、甚大な被害が発生した。

これまで、道路工事は応急処置にて対応してきたものの、2車線道路を確保できない区間が生じていたことから、今回の工事を実施したものである。

法面が崩壊した現場は硬質地盤であるが、これらの機器類を使用することにより、硬質地盤でも作業が可能であること、また、交通規制を実施することなく工事を進めることが可能だ。

大規模な工事でありながら、交通規制が実施されずに工事が行われたことについて、地元の住民からは賞賛の声が上がった。

今後も、これらの機器類を活用し、同国のエンジニアがオペレーターとなり、同国内の各地でインフラ整備が実施される予定だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

技研製作所(プレスリリース)
https://www.giken.com/ja/news/release/notice_20170808/

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