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2017-08-01 08:00

経済

ゼネコン準大手フジタと東京建物 ヤンゴンの大規模複合開発事業に着手

フジタ
オフィスビルや商業施設、ホテルを開発
ゼネコン準大手フジタと不動産会社の東京建物は7月28日、ミャンマー大手企業グループ「アヤヒンター」傘下のYangon Technical & Trading Co.,Ltd.(YTTC)とともにヤンゴン市中心部において大規模複合開発事業に着手したと発表した。

同事業においては、ヤンゴン市の軍事博物館跡地約1万6000m2を活用し、鉄筋コンクリート造地上9階、地下2階の建築物を建設する。建築物にはオフィスビルや商業施設、ホテルが入居し、延床面積は約9万2000m2となる。

総事業費は最大約3億3250万米ドル(約377億円)を見込み、竣工は2020年を予定している。

建築物の設計施工および建設はフジタが行い、オフィス・商業施設の運営管理は東京建物が、ホテル運営はホテルオークラが受託する。

敷地はヤンゴン市の一等地 さらなる発展が期待
同事業は、開発から運営まで、日本の官民連携によって実施される大規模複合開発事業であるほか、昨年10月に成立し、今年4月に運用が開始された「ミャンマー新投資法」に基づく投資許可を受けた第1号案件だ。

敷地は、ヤンゴン中央駅のほか、ミャンマー屈指の観光地である「シュエダゴン・パゴタ」に近い一等地で、さらなる発展が見込まれるエリアだ。

フジタと東京建物は、同事業の推進により、ヤンゴン市とミャンマーの経済発展に寄与していきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社フジタ(プレスリリース)
http://www.fujita.co.jp/information/2017/_1.html

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