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2017-06-17 06:00

社会

ヤンゴンでデング熱が流行 2010年以来の罹患率

デング熱
約1500人が感染 死亡者も
ヤンゴンでデング熱が多数発生している。ヤンゴンの公衆衛生局は、2010年の大流行以来、最もひどい状況だと報告した。

報告によれば、今年、デング熱を発症した人は約1500人。重症患者は140名以上、そのうち8、9名が死亡したと伝えられている。

デング熱に関する記者会見で、公衆衛生局のKhin Nan Lone氏は、
農村部よりも都市部で死亡者数が増えている。

デング熱が治癒することはないので、感染したら病院に行くことが必要だ。病院で治療をしても、感染者100人に1人が亡くなる可能性がある。(The Irrawaddyより)

と述べた。

衛生状況の悪い都市部で流行 15歳までに注意が必要
デング熱に感染しやすいのは、15歳までとされている。5歳から9歳までが500人を超え、10歳から14歳が300人、15歳以上は100人の感染者が認められた。

デング熱は人口が多い地域で発生し、劣悪な衛生状況が流行の原因となる。感染後の症状は筋肉や関節の痛みを伴う熱と頭痛が2、3日続く。発疹が出る場合もある。

公衆衛生局によれば、今年は特に蚊が多く繁殖しているとのこと。雨期に当たり政府は、都市部にてモスキートスプレーの散布キャンペーンを実施している。地域レベルで蚊の繁殖を防ぐ取り組みも必要だ。

(画像はELEVENより)


外部リンク

The Irrawaddy
https://www.irrawaddy.com/

ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/local/9968

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