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2017-04-13 10:00

政治

ラカイン州、3つの難民キャンプを閉鎖へ

難民キャンプ
ロヒンギャ族やイスラム教徒が避難するキャンプ 移転先は不明
4月11日、ミャンマー政府は、ラカイン州にある3つの難民キャンプを閉鎖することを発表した。

ミャンマー国家安全アドバイザーのThaung Tun幹部の発表によれば、閉鎖されるキャンプはKyauk Phyu、Sittwe、Ramreeの3つ。

Kyauk Phyuはラカインの、RamreeはKamanのイスラム教徒難民のために設営された。Sittweはイスラム教徒と仏教徒の内紛により設営されたキャンプで、現在215人のロヒンギャ族が避難生活を送っている。

キャンプの閉鎖は、少数民族間の緊張緩和対策の1つだという。先月開催されたラカイン詰問委員会にて、元国連事務総長のコフィ・アナン氏が、関係改善のファーストステップとしてミャンマー政府に提案した。

当局はラカインの難民のために、65世帯分の移転先が準備されていると説明しているが、その他の移転先についての具体的説明はまだない。

状況解決のために、すべての関係者が協力を
ミャンマー軍によるロヒンギャ族の暴行は民族浄化にあたるとして、国際社会から問題視されている。アウンサンスーチー氏はこれについて「表現が強すぎる」と否定した。

Thaung Tun幹部は、
この状況を解決するためにすべての関係者が協力して、前進する必要がある。

これは差別や民族浄化ではない。政府は民族間の状況を克服し、ギャップを埋める努力をしている。(Radio Free Asiaより)

と述べている。

(画像はAnadolu Agencyより)


外部リンク

Anadolu Agency
http://aa.com.tr/

Radio Feww Asia
http://www.rfa.org/

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