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2018-01-13 10:00

経済

連邦予算のための財務委員会がネピドーで開催

財務委員会
6ヶ月間の特別予算
2018年第1回の財務委員会がネピドーで開かれ、4月から9月の間の国内予算見積もりと予算法案について議論が行われた。

2008年憲法の第221条では、連邦政府が、財務委員会と調整した後、年間の連邦予算に基づいた連邦予算法案を作成し、連邦議会の承認を求めることを要件としている。

ミャンマーの会計年度は、基本的に4月1日から3月31日までと設定されていたが、2018年から2019年の会計年度は、10月1日から9月30日に変更される予定である。このため、2018年4月1日から9月30日までの6ヶ月の移行期間における部門と組織の予算見積もりが、別々に作成された。

連邦レベルの部門と組織のための中期財政枠組みによる支出の枠組みは、2018年4月1日から9月30日までの予算が6ヶ月のみであるため、設定されていない。各部門と組織は、代わりに、6ヶ月の収支見積もりを作成した。

6ヶ月間で使用される分のみを支出に計上
支出の詳細について、新規職員を任命する通常支出では、支出の要求は前半6ヶ月に任命される予定の職員数のみにするべきであり、機械・車両・建物のためのメンテナンス費用は、6ヶ月間で完了することが可能な作業に対するものでなければならない。

また、資本支出部分では、進行中の建設工事と6ヶ月間に完了予定の作業分について要求できる。6ヶ月の予算期間において最初の2ヶ月のみが夏期で、残りの4ヶ月が雨期になることに留意し、この期間に新しい作業を完了することはできないため、この時期に新しい作業は要求するべきではない。

この6ヶ月間に機械を購入するための支出要求は、この期間内に購入可能なものに対して行い、購入は、地方の通貨で行うこととし、外貨の使用は可能な限り減らされるべきである。

生産やサービスは優先
連邦政府は、州と地域の赤字を充填するのにマクロ経済指標と指数を使用せず、2017年から2018年度の赤字額の50%と設定する。州と地域の政府は、人々の利益のためにこれらの資金を使用するべきであり、建設工事と購入作業を行う際は、透明性を持って指示と入札のルールに従わなくてはならない。

6ヶ月予算の実施期間は短いため、収入に基づいて支出する必要があり、無駄を防ぐために、支出は6ヶ月間効率的に計上するべきである。その後、支出GDP比率は維持される。

そして、民間セクターは、国家の経済的発展のためにサポートされ、政府側は、州の経済的組織からの税金と収入を徴収によって経済発展をサポートする財務方針を据え置く必要がある。生産とサービスをサポートし強化することを優先して、支出を行うべきである。

さらに、獲得した外国からの援助と融資は、人々のために効果的に使用されるべきである。もし、援助と融資が6ヶ月の間に使用するために十分な時間をかけずに配分されると、返済されない未使用支出が生じることとなる。

財務委員会副議長のU Henry Van Thio副大統領は、次のように説明した。
「州と地域から提出された予算は、総額3,767億4000万チャット、総支出は1兆2,300億チャットで、 8,537億9,000万チャットの赤字となっており、連邦が赤字分を充填しなくてはならない。」(プレスリリースより引用)


(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/10/01/2018/id-12512

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