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2018-01-18 16:45

社会

ユニセフが懸念 難民にサイクロンとモンスーンの過酷な時期が迫る

ユニセフ
ユニセフが警鐘を鳴らす 健康や安全が脅かされる可能性も
世界中の子どもの権利と健康を守るために活動する公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、バングラデシュにサイクロンとモンスーンの季節が近づいており、難民の子どもの健康や安全に危険が迫っていると、16日のプレスリリースで懸念を表明した。

ミャンマーから大流入したロヒンギャ族難民が、人口過密の難民キャンプや仮設居住区に身を寄せ合っている。3月から7月にサイクロン、6月よりモンスーンの季節が始まることから、ユニセフはロヒンギャ族難民の子ども52万人以上の健康や安全が、更に脅かされる可能性があると警鐘を鳴らす。

病気、洪水、地滑りなどのリスクが増加 極端な気候変化で影響も
数十万人もの難民の子どもが、深刻な状況に置かれている中で、極端な気候変化で病気、洪水、地滑り、避難のリスクが増加することで、命を脅かす危険になるとされた。

不適切で不十分な衛生環境で、難民の中ではジフテリアと思われる症例が多く確認されており、自然災害などによってこの数が拡大する恐れもあると指摘。大雨などによる地すべりや洪水は過去にも難民キャンプに被害を及ぼしており、今回も住居、給水システムなどへのダメージが懸念されている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UN0148163_Brown


外部リンク

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp

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