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2017-12-15 09:30

文化

2017文学会議が開幕、情報省のペ・ミエ大臣が演説

文学会議
11の文学団体からの実行委員会が主催
12月12日、「自由な文学、自由な声」をテーマにした2017文学会議の開会式が、ヤンゴンシティホールの正面に設置されたステージで行われた。

情報省のペ・ミエ大臣、民族省のナイ・テ・リュン大臣、ヤンゴン地域首相のU Phyo Min Thein氏、ヤンゴン地域議会の広報官であるU Tin Maung Tun氏、ヤンゴン市長のMaung Maung Soe氏、2017文学会議の実行委員会のチェアマンであるU Aung Soe Oo氏が参加し、シティホールに設けられた2017文学会議用のLEDボードが点灯された。

そして、アウン・サン・スー・チー国家顧問からのメッセージが作家のDaw Khin Thanda氏によって読み上げられた。

その後、ペ・ミエ大臣は、「11の文学団体が会議を開催するために集まったが、これは、これまでミャンマーではなかったことである。11の文学団体が形成され、これらの異なる組織がミャンマーの文学を宣伝するという同じ目的に向けて協働し、その結果、2017文学会議が開催されることとなった。」と言及した。

これは、お互いに離れて活動しているグループが存在するミャンマーの文学コミュニティの人々による良い例として見なされる。

異なる考えを持つ人々が共存
ペ・ミエ大臣は、「自由な文学、自由な声」というテーマについて、文学会議は、11の文学組織のメンバーとしてよりも、文学会議は個々の文学コミュニティからの人々が参加したものだと指摘した。

11の組織は、ある問題では同じ意見を持つが、ある問題では異なる意見を持つこともある。いくつかのケースでは、1つのグループは、多くの関心と熱意を持っているかもしれないが、他のグループは関心がないこともある。文学サークルの人々は自由を愛し、現在の自分自身の考えと意見を提示するが、一方で、忍耐を持って、異なる考えと意見を提示する人々に耳を傾けて理解する。

この文学会議は、異なる考えと意見を持つ人々が合意をしているという国であるという証拠である。

文学の発展が国家の発展に貢献
ペ・ミエ大臣は、ミャンマー文学の発展となる文学会議の成果についてコメントした。

「先進国では、すべてのジャンルの文学が進歩している。人々は、芸術的な文学作品を通して人生や世界についての知識を増やすことによって、賢く博識になる。文学によって政治・社会・経済の分野でも進歩があり、国は世界の主要国となることができる。ミャンマー文学の発展は、他の分野にも同じ効果を期待している。」

さらにペ・ミエ大臣は、文学サークルの人々は芸術家であり知識人であると付け加えた。芸術的な能力から、彼らは、国家の中心を導くとともに、国家の発展のために知識を提供する。しかし、文学サークルの人々は、国を導くための良心を持つ必要があり、様々な分野における国家の発展をリードすることを知的に推進していく。

結論として、2017文学会議からのディスカッションがミャンマー文学の発展のためのプログラムとアイデアを提供すること、また、ミャンマーの文学サークルの人々は、国の発展に向けて貢献するミャンマー文学発展のためのプロセスを設定することにより、彼らの知的リーダーシップを示すだろうと進言した。

2017文学会議のグループディスカッションは、12月13日から16日にヤンゴンのマインドハマロードのMCCホールで開催される。 8日から12日の夕方には、文学会談、文学クイズ、絵画の展示、詩の朗読、漫画の展示が開催される予定。さらに、書籍の屋台がヤンゴン市役所とマハバンドゥーラ公園の間で開かれる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/

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