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2017-11-24 23:00

経済

関西電力とニュージェック、送変電設備事業のコンサルタント業務を受託

関西電力
設計や入札図書作成、施工管理など
関西電力株式会社は、子会社の株式会社ニュージェックとともに、ミャンマーのネピドーにて、ミャンマーの電気・エネルギー省から「全国基幹送変電設備整備事業に係るコンサルタント業務」を受託し、契約を締結したことを発表した。

今回のプロジェクトは、バゴー地域およびヤンゴン地域を結ぶ500kVの基幹送電線と、関連する2ヶ所の変電所を新設することによって、需要の高い南部ヤンゴンへの送電容量増加に対応し、電力供給の信頼度を向上する目的で実施されるもの。

2017年12月から2022年8月までの約56ヶ月間にわたり、業務が実施される予定。

具体的には、関西電力が変電設備・架空送電設備・制御設備に係る設計と、入札図書の作成・入札審査、契約交渉補助、施工管理などを行う。また、ニュージェックが、プロジェクト全体の統括、変電設備・通信設備・土木工事に係る設計、入札図書の作成入札審査、契約交渉補助、施工管理、さらには、環境マネジメント、安全マネジメントの計画と実施を行うこととなっている。

電力の安定供給実現へ
今回のプロジェクトは、近年、急速な経済成長およびそれに伴う電化率向上により、電力需要は今後も拡大していくと予想されているミャンマーにおいて、電力を安定的に供給するための基幹送電系統および変電所の整備が喫緊の課題となっていることから、実施されることとなった。

関西電力は、この事業において、ニュージェック社とともに、その知見と技術力を活かし、ミャンマー国内の安定供給の実現を通じて、今後の発展に貢献していく意向を示している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

関西電力
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/1121_1j.html

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