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2017-11-09 22:30

社会

フランスの外務大臣、アウンサンスーチー国家特別顧問と電話会談

フランス
安全の回復と難民の帰還などを要請
フランス外務省は、11月6日に、フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣が、ミャンマーのアウンサンスーチー国家特別顧問と電話会談を行ったことを報告した。

ル・ドリアン外務大臣は、フランス政府が、ロヒンギャ族に対する暴力と強制的な移動に対し深く懸念していることを表明した。

そして、ミャンマーの治安部隊は、ラカイン州における暴力を終結に導くこと、差別なしに、民間人と彼らの財産の保護すること、できるだけ迅速に、安全の回復と、無制限に人道支援や報道が行われるのを保証することを求めた。

安全保障理事会に提案
さらに、ル・ドリアン外務大臣は、フランスは、10月12日に、アウンサンスーチー国家特別顧問が、国連と協力して、難民の帰還と再定住、人道支援の提供を実施するという声明を発表したミャンマー政府のコミットメントを支援することを示した。

電話会談の最後に、ル・ドリアン外務大臣は、アウンサンスーチー国家特別顧問が率いるミャンマーの民主国家への転換を支持することを再確認した。

また、国連安全保障理事会は、11月6日に、ミャンマー政府に対して治安部隊による過剰な暴力を停止させ、国連などがロヒンギャへの人道支援を安全にできるようにすることなどを求める議長声明を採択したが、フランス政府は、イギリス政府とともにこの議案について提案している。

(画像はFrance Diplomatieより)


外部リンク

France Diplomatie
https://www.diplomatie.gouv.fr/

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