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2015-06-03 11:00

社会

マット・ディロン、ロヒンギャ族難民キャンプを訪問

マット・ディロン
現地の惨状を自分の目で確かめるため
アメリカの俳優、マット・ディロン氏が、ミャンマーのロヒンギャ族難民キャンプを訪れた。

ディロン氏はロヒンギャ族難民問題の報道を見聞きし非常に心を痛め、現地の状況を自分の目で見るために訪問を決めたという。

ビデオでは、足に大きな傷を負いながらも治療手段のない青年や、栄養失調の子どもを抱く母親、竹でできた小屋の前で遊ぶ子どもたちの様子が伝えられた。

ディロン氏は、
本当に悲しい状況だ。こんな状況で生きるべき人は誰もいないはずだ。人々は本当に苦しんでいる。彼らは行き場がなく、希望もない。ゆっくりと死に追いやられているようだ。(US Newsより)

と語っている。

世界の難民キャンプと比べ、「放置され、不吉な感じ」
ディロン氏はおよそ1か月前、ワシントンの国際難民保護団体を通して、2日間の難民キャンプ訪問を決めた。日本ではちょうど新しいテレビドラマシリーズが始まることもあり、良いタイミングだと判断したという。

ディロン氏は過去にコンゴやスーダンなど、他の難民キャンプにも訪問している。そこでは暴力や虐待などの驚異を目撃し、切迫した場面にも遭遇したという。その上で、
ロヒンギャ族キャンプは何かが違う。難民が枯れ果て、死ぬまで放置されようとしているようだ。非常に不吉な感じがある。US Newsより)

と語った。

(画像:US Newsより)


外部リンク

US News
http://www.usnews.com
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