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2015-02-18 11:00

社会

ミャンマーの電力供給世帯割合 2015年度に50%へ

ミャンマー電力供給割合
2030年をめどに全世帯へ電力供給実施予定
ミャンマーのキン・マウン・ソー電力相は、2015年度中に、ミャンマーの全世帯約900万世帯のうち、電力供給を受けられる世帯を50%に引き上げる計画があると発表した。また、2030年頃をめどに、ミャンマーのすべての世帯を電化させる計画である。
電力供給世帯は、全体の30%程度
ミャンマーにおいて、2009年の段階で電力の供給を受けていた世帯の割合は、13%にとどまっていた。民政移管以降、電力供給は伸びてきているものの、現在でも、電力の供給を受けている世帯は、全体の30%程度にとどまっている。そのため、現在電力供給を受けられるのは、約320万世帯である。

電力需要、今後は年間15%増を見込む
今後は電力需要が年間15%程度伸びていくとみられ、2020年には、電力需要が4500MW(メガワット)になると予想している。

現在の電力需要は2300MWであり、現在の電力需要と比較すると2000MW以上多くなるが、2000MW増加すると、720万世帯分の電力をまかなうことが可能であると見込んでいる。

しかし、ミャンマーは東南アジア諸国の中で発電量は最も少なく、発電は、水力、石炭、天然ガスで行われている。そのため世界銀行は、電力供給は170万世帯分の伸びにとどまるのではないか、と見ている。


外部リンク

mizzima
http://www.mizzima.com/business/service/item/

The Nation
http://www.nationmultimedia.com/aec/

Mobile for Develop Impact
https://mobiledevelopmentintelligence.com/statistics/
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