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2016-04-07 12:00

政治

テインセイン氏、大統領任期を終え僧侶に 

テインセイン
SNSと国営新聞で僧侶姿が公開
5年間ミャンマーの大統領を務めたテインセイン氏が、僧侶になったことがわかった。

4月4日、頭髪をそり、法衣を着たテインセイン氏の写真がSNSの投稿で公開され、同氏オフィスが公式に発表した。

当時、正式発表はなかったが、同氏は1月に行われたミャンマー仏教徒カンファレンスの時点で最高僧のSitagu氏から打診があり、僧侶になることを視野に入れていたと思われる。

5日間僧院で過ごし、瞑想などのトレーニング
ミャンマーの仏教徒は、幼少期に少なくとも3日以上僧院で過ごすことが求められている。

テインセイン氏はNLDによる新政権が正式にスタートした後、マンダレーのDhamma Dipati僧院で5日間過ごし、「U Thandi Dhamma」という僧名を受けた。

国営新聞のMyanma Alinnは、テインセイン氏側近からの報告を報じた。報告によれば、同氏は僧院で瞑想のトレーニングを行い、長老等に僧侶となることを約束したという。

テインセイン氏は5年の任期中、ミャンマーの社会改革に多大な貢献を果たした。仏教徒による暴力の弾圧にも取り組み、国際社会から高く評価された。

(画像:The HINDUより)


外部リンク

The HINDU
http://www.thehindu.com/

The Guardian
http://www.theguardian.com/
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