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2016-03-29 23:00

経済

IHIグループ初!ミャンマーにコンクリート製品事業の合弁会社を設立

IHI
PC技術を活かし社会基盤を整備
株式会社IHIは3月28日、アジア太平洋地域の統括を担当する同社グループ企業であるIHI Asia Pacific Pte Ltd(以下「IHIAP」)がミャンマー建設省道路局と合弁会社「I&H Engineering Co.,Ltd」を設立したことを発表した。

新設された合弁会社では、インフラ整備に使用するプレストレストコンクリート(以下「PC」)製品の新工場を建設し、強度の強いPC技術を活かした橋梁やコンクリート建材などの建設資材を製造する計画だという。

また、経済成長が急激に進むミャンマーでの社会基盤建設の需要を取り込むだけでなく、PCの技術導入や移転にも力を入れていくとみられる。

工場の稼働予定は2017年3月
合弁会社「I&H Engineering Co.,Ltd」は、IHIAPが60%、ミャンマー建設省道路局が40%の株を保有する。

また、ヤンゴンから50kmほど北にあたるモビ地区に拠点を構え、年間5万~7万トンを生産する見込みで、約15名の従業員を雇い入れる予定だという。工場の稼働予定は約1年後となる2017年3月。

日本同様に地震が多いミャンマーでは、IHIが培った強度のあるコンクリート製品への潜在需要ははかり知れないといえるだろう。

ミャンマーの発展に欠かすことができない「社会基盤の整備」に期待がかかる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社IHI
https://www.ihi.co.jp/

株式会社IHIのプレスリリース
https://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/
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