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2016-03-11 20:00

社会

大阪市 ヤンゴン市で下水道管理に関する現地活動実施

大阪市
下水道管維持に関する指導を実施
大阪市は3月8日、同市のホームページに、「ヤンゴン市下水道管渠維持管理・修復能力改善事業」の第3回現地活動の様子について掲載した。

今回の現地活動では、前回の活動で行われた下水道管の維持管理用資機材の活用方法に関するフォローアップ指導が行われたほか、下水道管渠情報の管理に関する技術指導が行われた。

そのほか、下水処理場の運転・水質管理に関する意見交換、下水道施策に関する対話なども行われた。

ヤンゴン市の下水道問題 大阪市などのノウハウを技術移転
JICAによると、ヤンゴン市では、下水道の汚水流出や排水不良が問題化している地域があるとされる。主な原因として、下水道の老朽化があげられるが、そのほかにも、下水道の維持管理が不適切な点も原因とされる。

ヤンゴン市の下水道維持管理の水準を高める対策として、管渠の適正な維持管理と計画的な修復を行っている大阪市建設局、都市技術センター、そして老朽化した管渠の修復・長寿命化に関する技術を有する積水化学工業のノウハウをもとに、YCDC(ヤンゴン市開発委員会)に対する技術協力が実施されている。

同事業は、今年12月まで実施される予定で、大阪市は、今後もヤンゴン市の都市インフラ開発問題に取り組んでいく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

大阪市(プレスリリース)
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000345768.html

JICA 地域経済活性化特別枠
http://www.jica.go.jp/partner/kusanone/tokubetsu/mya_04.html

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