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2014-07-31 12:00

社会

7月30日、「人身取り引き反対世界デー」

ワールド・ビジョン
キャンペーンを展開
国連薬物犯罪事務所によって、2014年から7月30日は「人身取引反対世界デー」として制定された。そして、人身取り引きの問題を世界中の人に知ってもらうために各国のオフィスでキャンペーンを展開する。

(画像はワールド・ビジョン 最新ニュースより)

重要課題
2007~2010年の間には、118カ国、136の国籍の人身取り引き被害者が確認されている。そして、被害者数は現在2700万人に上るとも言われており、世界中で発生している大規模な問題である。

人身取り引き問題が深刻な国
アジアのメコン地域諸国(ミャンマー、カンボジア、タイ、中国、ベトナム、ラオス)は特に人身取り引き問題が深刻な国々であると言われている。

人身取り引きの予防、被害者の保護、政策の3つの分野で対策事業を行っており、ワールド・ビジョンからもスタッフをカンボジアに派遣し被害者の保護分野で活動している。

ワールド・ビジョンの取り組み
これまでワールド・ビジョンは人身取り引きを根絶するために世界中で活動を行ってきている。

日本国内ではセミナーを開き、より多くの人にこの問題を知ってもらう活動を行い、日本政府に対しては人身取り引きの解決に向けより強いコミットメントを求める提言活動を行ってきている。

「人身取引反対世界デー」制定を機に、世界中の人々がこの問題について知り、そして、声をあげ、世界中から人身取り引きが根絶されることを強く願ってやまない。


外部リンク

ワールド・ビジョン 最新ニュース
http://www.worldvision.jp/news/news_1101.html
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