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2014-06-14 09:00

社会

JICA、ヤンゴン市内の橋を建設

JICA
築47年の老朽橋、無償で建設協力
6月10日、国際協力機構(JICA)は、「ヤンゴン市新タケタ橋建設計画」について、ミャンマー政府と契約を結んだ。

(画像はプレスリリースより)

この事業は、ヤンゴン市パズンダウン川のタケタ橋を架け替えるもの。供与限度額42億1,600万円を無償で協力する。

タケタ橋はヤンゴンと、ベッドタウンのタケタ地区、南ダゴン地区、タンリン地区を結ぶ橋。物流、旅客輸送の要となっている。

交通量が1日2万9,000台にもなる重要な交通路だが、築後47年を経過し、安全性に大きな問題がある。修復のために通行止めになることもあり、市民の生活に支障が出ている。

また、片側1車線通行のため、慢性的な交通渋滞の原因ともなっている。新建設計画は、歩車道分離の4車線とし、安全に利用できる橋が完成する。

ティラワ特区、空港への道 経済発展にも貢献
タケタ橋は、ヤンゴン南東部のティラワ経済特区への経由道路ともなる。また、タケタ地区やヤンゴン市街地とヤンゴン国際空港をつなぐ橋でもあり、将来的にも重要な路線と見られている。

新タケタ橋が完成すれば、交通渋滞の緩和によって物流・旅客輸送の短縮化が実現する。輸送コスト削減だけではなく、地域住民の生活改善、ヤンゴン都市圏やミャンマー全体の経済発展も期待できる。


外部リンク

JICA
http://www.jica.go.jp

JICA/ニュースリリース
http://www.jica.go.jp/press

The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.org/
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