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2014-05-19 16:00

政治

ヤンゴンで憲法改正を求める大規模な集会

アウンサンスーチー
スーチー氏がスピーチ 憲法改正の必要性を訴える
5月17日、ヤンゴンで、軍事政府による現行憲法の改正を要求する大規模な市民集会が行われた。

(画像:ALJAZEERAより)

集会には数千人が訪れ、街中をパレードした。メイン広場には、憲法改正の必要性を訴える国民民主連盟(NLD)党首のアウンサンスーチー氏を支持する人々が集まった。

アウンサンスーチー氏はスピーチを行い、武器を主力とする現在の憲法が国民にとって本当に正しいものか、深く考えることを求めた。そして改正を求める嘆願書キャンペーンを進めるよう市民に訴えた。

改正には議会75%以上の承認が必要
憲法の改正は、議会において75%以上の承認が必要となる。現在の議会は軍関係者が4分の1の議席を占めている。軍事政権は終わり国が民主化に向けて動いているにも関わらず、憲法改正が実現されていない。

現行憲法では、大統領は議会が決定する。また、外国人の配偶者および子どもを持つ者は大統領、副大統領になれないと定められている。スーチー氏の夫は既に死亡、イギリス国籍の息子が2人いる。

スーチー氏は大統領として国のリーダーとなることを望み、国内外に働きかけている。2015年に行われる選挙は、ミャンマー国民のみならず、世界が注目する選挙となることが確実だ。


外部リンク

ALJAZEERA
http://www.aljazeera.com
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