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2014-11-29 12:00

社会

障がい者のための職業訓練校が存亡の危機、寄付を募集

難民を助ける会
障がい者のための職業訓練校が存亡の危機
11月26日に特定非営利活動法人難民を助ける会は、ミャンマーで唯一の障がい者のための職業訓練校が存亡の危機にあるため寄付を求める記事を掲載している。


職業訓練校が必要な理由
急速な民主化が進み、世界から注目を集めるミャンマーではあるが政府の福祉政策は不十分なままである。ミャンマーでは、地雷、病気等の理由により障がい者となった人たちが約120万人いると言われている。

ミャンマーで身体障がい者を無料で広く受け入れている職業訓練校は、難民を助ける会が運営する職業訓練校のみである。

職業訓練校の成果
職業訓練校では、需要の高い、縫製、コンピューター等の技能訓練コースを設け、3ヵ月半をかけて技術を習得させ障がい者の自立を支援してきた。受け入れ人数は各コース年間約40名と小規模であるが、15年間で1300人が卒業しその約8割が就職や開業を達成している。

なぜ、寄付が必要なのか
これまで主に日本政府からの助成金で運営してきたが同じ事業内容で複数年助成を受けることが難しく、2015年の2月以降は資金の目途が立っていない。15万円あれば、一名の障がい者が職業訓練校で3ヵ月半の訓練を受け、起業の準備を行うことができる。


外部リンク

特定非営利活動法人難民を助ける会
http://www.aarjapan.gr.jp/about/news/2014/1126_1626.html

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