ミャンマーニュース

中部電力株式会社は11月14日、独立行政法人国際協力機構（JICA）から「ミャンマー国地方主要都市配電網改善事業準備調査」業務を受託したことを発表した。ミャンマー国の地方主要都市配電網の整備に資する調査を、日本工営株式会社と共同で実施する。中部電力はヤンゴン圏内において昨年も同様の調査を受託・実施しており、その経験と知見を活かして調査に臨む。

日本政府はミャンマー国に対して官民を挙げてインフラ整備、人材育成を支援するとしており、中部電力も同国に対して継続的な支援に取り組む、としている。

プロジェクトはミャンマー国の地方主要都市で、2014年11月～2015年6月の約8ヶ月間、実施される。内容はミャンマー国の地方主要都市における配電網改善計画の策定支援、および優先度の高い配電プロジェクトの選定およびその妥当性の評価に係る支援。

電力についてミャンマー国は近年の経済発展に伴い需要は大幅に増大することが見込まれている一方、安定供給に不安を抱えている。発電設備や送変電設備の増強に加え、配電設備の増強も早急な課題となっている。

外部リンク

中部電力株式会社　プレスリリース
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/