2014-01-01 21:00
社会
フィリピン人、ビザ無しで14日間ミャンマー滞在可能に

1月4日からパスポート所持者に許可
フィリピン人のミャンマー滞在が、14日間までビザ無しで可能になった。12月27日、ミャンマー外務省が発表した。施行は1月4日から、通常のパスポート所持者に許可される。(画像:RAPPLERより)
ミャンマーが50年の軍事政権から抜け出し、フィリピンからの旅行者を受け入れ始めた。この協定に関しては、12月5日に2国間で調印式が行われている。
ミャンマー人のフィリピン入国については、既に1960年、ビザ無しで30日間滞在できる協定が結ばれている。
観光、ビジネスともにASEAN諸国との交流は低迷
12世紀に作られた寺院や庭園、彫刻などが現存するミャンマーは、旅行者にとって魅力あふれる国だが、観光客数はASEAN諸国の中で2番目に少ない。2011年のASEAN観光旅行統計データベースによれば、ASEAN諸国からミャンマーへの訪問者は約81万人であったのに対して、フィリピンへの訪問者は392万人であった。
また、フィリピンとの2012年の貿易取り引き状況を見ても、ミャンマーはASEAN諸国の中で3番目に低い約4,700万ドルであった。
このような状況の中、今回の協定が結ばれたことは、両国の観光、ビジネスに大きく影響を与えると期待されている。
外部リンク
RAPPLER
http://www.rappler.com/
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