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2020-10-07 18:30

経済

2021年の自動車輸入規定、経済回復のための輸入関税の引き下げなどについて説明

自動車輸入
左ハンドルなど輸入車両に関する様々な規定
商業省のデータによると、2019-2020年度の10月から7月までにおける、ミャンマーの機械およびスペアパーツの輸入額は、10億ドルを超えると推定される。また、自動車とスペアパーツの輸入額は7億5,300万ドル相当であった。

機械および商用車の輸入は、ムセ、ミャワディ、タチレクという3ヵ所の国境検問所を通しての受け入れが認可されている。

輸入業者は、「1月1日から、会社の免許で商用車を輸入することは許可されていない。輸入業者は、所定の規則と規定に従って、車のショールームを運営することを求められている。しかし、新しい施策は、管理可能な規模でビジネスを行う商人に困難をもたらす可能性がある。」と述べた。

商業省のプレスリリースによると、2021年の自動車輸入規定が実施されると、2019年型は非営利目的の自動車個人輸入許可が発行される最も古いモデルとなり、すべての輸入自動車は左ハンドルとなる。

個人が、1,350cc以下のエンジン付き車両を輸入する場合、モデルの年号は2019年型以降でなければならない。ビジネス関係者は、2017年以降に製造された小型バスや都市バス、高速バス、商用トラックなどの乗用車両を輸入することができる。

また、無料ライセンス制度において、2012年以降に製造された消防車、救急車、霊きゅう車の輸入も許可されている。

国は、製造から15年以下のものである限り、大型車の持ち込みも許可している。重機には、掘削機、ブルドーザー、ホイールローダー、振動ローラー、クランプローダー、モーターグレーダー、ロードローラーコンパクター、ブリッジクレーン、ガントリークレーン、タワークレーン、ピリングマシン、クローラードリル/クレーン、移動式クレーン、荒地用クレーン、フォークリフト、ブームリフト、アスファルトフィニッシャーなどが含まれる。

経済回復に向け、輸入関税を引き下げ
ミャンマーは、新型コロナウィルスの影響により、自家用車とセミノックダウン車両の輸入関税を引き下げた。この動きにより、エンジンが1,500cc以上の車両の価格が下がる可能性がある。

ディーラーは、車両のブランドと仕様によっては、価格が200万チャットから1,500万チャットも下がる可能性があると指摘した。

計画・財務・工業省は、7月29日、新型コロナウィルスの影響によるビジネスの停滞を改善するための対策の一部として、8月1日からミャンマーで組み立てられた非営利目的の自家用車とセミノックダウン車両の輸入に関する減税を行うことを通知した。

政府はまた、エンジンが2,000cc未満の輸入自家用車の関税を30%から20%に、2,001cc以上の車両の関税を40%から30%に引き下げた。そして、セミノックダウンシステムにより、地元で組み立てられた車両は10%の税金が免除され、2,001cc以上のセミノックダウン車両の関税は、20%から5%に引き下げられた。

さらに、8月7日以降、自家用車の積み込み渡し価格に関する自動車交通管理部(RTAD)の登録料は、1,500cc以上の車両では30%から15%に、1,351ccから2,000ccの車両では50%から25%、2,001ccから5,000ccの車両では80%から40%、5,001cc以上の車両では120%から60%に、それぞれ引き下げられた。

ただし、減税は、車両の所有権を保持するための特別物品税、消費税、所得税には適用されない。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/news/1601

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