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2024-04-08 15:00

社会

ミャンマーの民主派勢力、国軍施設のドローン攻撃を発表

ドローン攻撃
同時かつ連携した攻撃を実行
2021年2月のクーデターで追放された政治家を含む国民統一政府(NUG)は4月4日、人民防衛軍(PDF)が国軍の本拠地である首都ネピドーの主要目標に対して同時かつ連携した攻撃を実行したと発表した。

報道によると、PDFはドローン29機を使い、空港、空軍基地、軍司令部を攻撃目標にしたという。

NUGの広報担当者は、
「これは成功だった。このドローン攻撃は射程が長く、通常よりも強力な攻撃だった。我々はさらに多くのことを行う計画がある」(ALJAZEERAより)
と述べた。

食い違うNUGと軍事政権の発表
軍事政権は攻撃を認め、軍営のミャワディテレビも固定翼無人機13機が撃墜され、死傷者や物的被害はなかったと伝えている。

また軍事政権も、
「テロリストはネピドーの重要な場所を破壊しようとしたが、攻撃は失敗に終わった」(ALJAZEERAより)
と発表。

しかし、匿名を条件に話した空港関係者によると、ネピドーの空港は現地時間午前10時ごろの攻撃で一時閉鎖されたという。

ネピドーは軍事政権の権力の中心地であり、軍事政権が統治を始めた後、ヤンゴンに代わってネピドーを首都に変更している。厳重に警備されており、国内各地で起きた多くの戦闘から守られていた。

なお、NUGは死傷者の報告があると発表しており、軍事政権の発表とは異なっている。

(画像はBBCより)


外部リンク

Myanmar's military-built capital Naypyidaw hit with rare drone attack claimed by anti-junta group
https://www.abc.net.au/

Myanmar's military-ruled capital attacked by drones
https://www.bbc.com/

Myanmar anti-coup forces claim ‘success’ in Naypyidaw drone attack
https://www.aljazeera.com/

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