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2023-09-19 09:30

旅行

ミャンマー軍事政権、中国人とインド人に到着ビザを発給

到着ビザ発給
課される新型コロナの規制
ミャンマー軍事政権の情報省によると、同国の入国管理・人口省がインド人と中国人旅行者に対して到着ビザ(Visa on Arrival:VOA)を発給するという。

到着ビザの発給開始日は発表されていないが、1年間の試験的な取り組みで、入国には新型コロナウイルス感染症の規則や規制が課される。

旅行者は少なくとも6 か月の有効期間があるパスポートを保持する必要があり、ミャンマー到着時に空港でVOA申請が可能だという。

また、旅行者は安全上の理由から、立ち入り禁止区域を除くすべての場所への訪問が許可される。

なお、新型コロナウイルス感染症の規制は、中国やインド、あるいはその他の東南アジア諸国では撤廃されている。

クーデター後に外国人旅行者が激減
報道によると、深刻に落ち込んでいるミャンマーの観光市場を活性化させる目的で、中国人とインド人の到着ビザの発給を開始。外国人旅行者を現金とともにミャンマー国内に戻したいと考えているという。

ミャンマーでは2021年のクーデター以降、米国やオーストラリアなどの国はミャンマーへの渡航を控えるよう勧告。そのため、ミャンマーを訪れる西洋人旅行者はほとんどいない。

しかし、ミャンマーと国境を接するインドや中国などの国々は、クーデター後も孤立した軍事政権高官らとの関係を維持。アジア諸国から観光ビザで来る人もいるという。

2019年にミャンマーを訪れた外国人旅行者は約430万人だったが、2022年には23万人にまで減少した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/

ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/news/

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