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2019-09-22 17:00

社会

ミャンマーの果実や野菜生産に関する協会の代表、アメリカを訪問へ

アメリカ大使館
女性の経済参加を促進
在ミャンマーアメリカ大使館は、ミャンマー果実・花卉・野菜生産輸出業協会(MFVP)の代表であるSandar Myo氏が、経済分野における女性の地位向上を目指すイニシアチブ「Women’s Global Development(W-GDP) and Prosperity Initiative」の一環として、18ヶ国からの参加者とともに、アメリカを訪問することを発表した。

Sandar Myo氏は、次のように述べた。
「ミャンマーの経済は農業と食料が基盤となっており、そこでは女性が重要な役割を担っている。女性の経済成長への参加を増やすことで、社会が安定するだろう。」(プレスリリースより引用)

Sandar Myo氏は、ミャンマーにおける果物と野菜のサプライチェーンの主要なコーディネーターであり、ミャンマー国内の果物・花・野菜の生産者グループを強化し、農家が市場を多様化して生活を改善できるように、認定された高品質の果物と野菜の生産を促進している。

さらに、果物・花・野菜農家のビジネス環境を改善するための貿易と政策を推進している。

5都市を訪問し様々な問題や解決策を議論
Sandar Myo氏が参加するのは「インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム」(IVLP)で、今回参加する18人は、ミャンマー、チリ、コスタリカ、エクアドル、エジプト、エチオピア、ガーナ、インドネシア、コソボ共和国、レソト、マレーシア、モロッコ、ナイジェリア、パラグアイ、フィリピン、ルワンダ、スリランカ、ウガンダからの官民両部門のリーダーである。

この新しいIVLPはW-GDPをサポートするために作成され、世界経済に女性が完全に自由に参加することを制限する、法的・文化的な障壁を特定して削減することに重点を置いている。

IVLPは、1940年の設立以来、世界中のコミュニティに、アメリカを通して参加者を紹介している。在ミャンマーアメリカ大使館は、IVLPのような交換プログラムのためにアメリカを訪問する参加者を、毎年200人以上派遣している。

参加者は、ワシントンD.C.、サンフランシスコ、カンザスシティ、デモイン、ニューヨークという、アメリカの5都市を訪問する。

そして、連邦政府、州政府、地域政府、民間企業、非政府組織、ビジネスインキュベーター、金融会社の担当者と面談し、世界経済における女性の完全参加に影響を与えて推進する、社会的、経済的、政治的要因を観察し議論する。

アメリカを訪問している間、参加者は、自国における女性の経済参加に対する障壁を克服し、女性のグローバルな発展と繁栄をさらに前進させるための行動計画を策定する。

ホワイトハウスによって設立されたW-GDPイニシアチブは、イヴァンカ・トランプ大統領顧問によって後援され、女性が全世界で経済的可能性を発揮するように支援するための、初めての政府全体のアプローチである。

このイニシアチブは、2025年までに世界で5,000万人の女性を支援するという目標を掲げ、女性の経済的社会進出を推進するというアメリカの取り組みを示している。

(画像はU.S. Embassy in Burmaより)


外部リンク

U.S. Embassy in Burma
https://mm.usembassy.gov/

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