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2016-10-10 05:00

社会

東京都、ミャンマーで無収水対策事業を広域展開

東京都水道局
海外の無収水対策事業としては、過去最大規模
東京都水道局は7日、ヤンゴン市における無収水対策事業を、同局の監理団体である東京水道サービス株式会社と東洋エンジニアリング株式会社が設立したジャパンコンソーシアム合同会社が受注し、契約締結したと発表した。

今回の事業は、同局の国際展開事業としては8件目で、国内の地方自治体(監理団体を含む)が海外で実施する無収水対策事業としては、過去最大規模のものになるという。

無収水とは、漏水や盗水等で料金収入に結びつかない水量のことである。

過去にも世界トップレベルの技術で大きな成果
これまで、東京水道サービス株式会社は、ヤンゴン市と平成25年9月26日に締結した覚書に基づき、現地セミナーや訪日研修を通じ協力関係を構築するほか、平成26年にはジャパンコンソーシアム合同会社が、東京水道の世界トップレベルの漏水防止技術などを活用した無収水対策パイロット事業に取り組み、大きな成果をあげてきた。

これらの実績を踏まえた今回の事業は、前回の事業よりも大幅にエリアを拡大した無収水対策事業となる。

事業の概要について
今事業は、期間を平成28年~平成34年に予定しており、漏水調査、水道管の取り替え及び修繕、水道メータの取り替え及び設置などを行う。事業費は約18億円。

現地で技術指導を行いながら事業を実施することで、現地水道事業体の人材育成にも貢献する。また日本製の資器材も活用していく。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

東京都 プレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/10/07/06.html

東京水道サービス株式会社 プレスリリース
http://www.tssk.jp/topics/2016/post_24.html

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