ミャンマーニュース

中部電力グループで電力設備工事等を手がけるトーエネックは9月26日、ヤンゴン市ダゴン郡区に「トーエネック　ヤンゴン事務所」を開設すると発表した。開設日は10月1日を予定している。

同事務所は、同社の海外電力インフラ部の下部組織として設置され、ミャンマーにおける営業活動のほか、受注プロジェクトの支援を行う。

同社は、国内でのノウハウを活かしながら、海外においてODAなどの電力インフラ工事を積極的に進めており、今年3月には、ミャンマーにおいて変電所と送電線の新設工事を受注した。

経済成長が著しいミャンマーだが、経済の成長に電力の供給が追いつかない状況だ。同国の電力需要量は、年間15％程度の増加が続くと見られており、電力関連のインフラ整備需要は高いと見られている。

同社は、ミャンマーに関する案件の引き合いが多いこと、また、同国の事情を踏まえた結果、中長期的に工事の需要が見込めると判断したことから、ヤンゴンへの事務所設立を決定した。

同社のミャンマー進出によって、同国の電力インフラ整備がさらに進むものと見込まれている。

外部リンク

トーエネック（プレスリリース）
http://www.toenec.co.jp/news/articles/20160926/