ミャンマーニュース

英国政府は9月12日、ボリス・ジョンソン外相がアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相の英国訪問を歓迎した件について、ホームページに掲載した。同国家顧問の英国訪問は、昨年の総選挙後、初となる。

両外相はロンドンのランカスター・ハウスで会談した。会談においてジョンソン外相は、民主化の進展と著しい経済成長により、めざましい発展を遂げるミャンマーを全面的に支援すると強調した。

また、両外相は、ミャンマー政府と少数民族武装勢力の和平会議である「21世紀パンロン会議」と、今後の和平交渉のあり方について意見を交わした。

さらに、ラカイン州において、アナン元国連事務総長を委員長とする「ラカイン州諮問委員会」が設立された件について同外相は、ロヒンギャ問題解決の第一歩との認識を示した。

会談後、同外相は、ミャンマーが半世紀ぶりに文民政権を樹立したことは歴史的な出来事であり、英国としても大変喜ばしいことだと述べた。また、同外相はミャンマーの民主化について、同国民の勇気ある行動の賜物との考えを示した。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

Gov.UK（プレスリリース）
https://www.gov.uk/government/news/