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2016-09-14 05:00

社会

国連 ミャンマー軍が少年兵55人を解放と発表

少年兵
少年兵の解放が続くも、現在も少年の入隊が続く
国連は9月9日、ミャンマー軍に所属していた55人の少年兵を解放したと発表した。解放された55人は入隊の時点においては少年であったものの、そのうち13人は現時点では成人だという。

2012年6月、国連とミャンマー政府が少年の徴用に関する協定を締結して以降、これまでにミャンマー軍から合計約800人の少年兵が解放された。昨年11月の総選挙後には53人の少年兵が、また、今年3月中旬には46人の少年兵が解放されるなど、これまでに少年兵の解放が続いてきた。

しかしながら、国連によると、現在も少年がミャンマー軍に入隊する状況が続いているという。そのため、国連はミャンマー政府に対し、ミャンマー軍が少年兵の募集を行った場合は、罰則を強化すべきだと主張した。

ミャンマー軍のほか、少数民族武装勢力も少年を徴用
また、国連によると、少年の徴用はミャンマー軍のみならず、7つの少数民族武装勢力でも行われているという、少年の徴用を行っている主な武装勢力は、カチン独立軍、ワ州連合軍、シャン州軍南部だ。

国連は、複数の少数民族武装勢力との間に対話の場を設け、18歳未満の徴用を行わないよう議論を実施しているという。


外部リンク

FRONTIER MYANMAR
http://frontiermyanmar.net/en/news/military

News Crab
http://www.newscrab.com/myanmar

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