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2016-08-27 21:00

経済

オレドーがノキアとミャンマー初の高速4Gサービスを開始

ノキア
ミャンマー初の高速モバイルサービス
ノキア(Nokia)は8月24日、住民や観光客の要求を満たす速度と容量を有したミャンマー初の高速4Gサービスをオレドー・ミャンマー(Ooredoo Myanmar)とともに開始したことを発表した。

高速4Gサービスはノキア・シングル・RAN(Nokia Single RAN) とパッケージ・コア・プラットフォーム(Packet Core platforms)を使用し、オレドーの既存の3Gネットワークをアップグレードすることで実現。3ヶ月未満という短期間で完了させたという。

高速4Gサービスは、ミャンマーで最も人口密度が高いヤンゴン、マンダレー、バガン、ネピドーで提供される。

また、オレドーとノキアは、高速4Gサービスの拡張を目指し、既存のマネージメント契約を延長した。

デジタル化と経済成長をけん引
ノキアはこれまで、同社がインド国内に持つグローバル・デリバリー・センターからのサポートだけでなく、ミャンマー国内でもオレドーの3Gネットワークの管理サービスに対して専門知識を提供している。

今後、高速4Gサービスを拡張し、700万を超える加入者のために、継続的なサービスを提供することを確約。

また、オレドー・ミャンマーのルネ・メザ(Rene Meza)CEOは、
「ミャンマーで初めてとなる4Gサービスを開始することを誇りに思っている。将来的には、さらにネットワークを拡張していく予定だ。サービスが不十分なエリアを開拓することで、ミャンマーのデジタル改革を継続させ、さらに経済成長をけん引していくつもりである」(プレスリリースより)
と述べている。

オレドーは2014年にミャンマーで通信事業を開始。現在、加入者は700万を超えているが、競合のテレノール(Telenor)とミャンマー郵電(MPT)はそれぞれ1600万と2000万に達しており、2社を追う立場である。

同国初となる高速モバイルサービスの提供は、競合他社を追い込む重要な材料になることだろう。


外部リンク

ノキア
http://company.nokia.com/en

ノキアのプレスリリース
http://company.nokia.com/en/news/press-releases/

オレドー・ミャンマー
http://www.ooredoo.com.mm/en/

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