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2016-08-07 17:00

政治

【ミャンマー政府】入国禁止のブラックリストから600名以上の名前を削除

ブラックリスト
ミャンマー人248名、外国人371名の計619名の名前を削除
ミャンマー労働・移民・人口省のThein Swe大臣は、前政権により維持されていた入国を禁ずる人々が列挙されたブラックリストから、600名以上の名前を削除したことを明らかにした。

Thein Swe大臣によると、削除されたのはミャンマー人248名、外国人371名の計619名で、15閣僚で協議したという。

また、アウンサンスーチー率いる国民民主連盟(National League for Democracy:NLD)は政治的な理由でブラックリストに含まれていた全ての人々を削除したことを明らかにした。

望ましくない名前が多く含まれるブラックリスト
前政権が作成したブラックリストには、4,380名の名前が列挙され、その内の443名がミャンマー人で、残りの3,937名が外国人だ。

ブラックリストに残る外国人のほとんどがテロ事件、国境を超えた刑事事件や薬物事件などへの関与が国際社会から疑われる人々だという。

政府省庁はブラックリストに残るミャンマー人の削除を早急に進める予定で、外国人ビジネスマンと結婚したミャンマー人とその夫も同様にブラックリストから削除される予定となっている。

前政権が作成したブラックリストには、米国やオーストラリア、ヨーロッパなどで住居を取り上げられ、亡命を強いられた人々も含まれているという。

テイン・セイン前大統領は2012年、政治家、外国人ジャーナリスト、民主化活動家や武装グループのリーダーを含めた2,000名をブラックリストから削除しているが、その当時はブラックリストにどれだけの名前が残っているかは知らされていなかった。


外部リンク

Thousands remain on the ‘no entry’ blacklist
http://www.mmtimes.com/

Entry Allowed: More Than 600 Names Removed From Immigration Blacklist
http://www.myanmaritv.com/

Myanmar Government Removes More Than 600 Names From Official Blacklist
http://www.rfa.org/english/
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