ミャンマーニュース

ヤンゴンに拠点を置く「ボランティア・ネットワーク・グループ」は、エーヤワディ地域などで先日発生した洪水被害の寄付金を募るため、ポケモンのコスプレで「ポケモンGO」を楽しむ人たちに対し、募金活動を行った。

「ポケモンGO」とは、スマートフォンの位置情報サービスを活用し、現実の世界でポケモンを捕まえたり、交換したりするゲームだが、世界的に大流行している。また、ここ最近ではミャンマーでも流行しており、ヤンゴン市内では、ポケモンGOをプレイする人々が多く見られる。

同グループは、洪水被害の地域に対する募金活動の方法を考えていたところ、流行中のポケモンGOに目を付け、ポケモンのコスプレで募金活動を行うことを考案した。

ポケモンGOを楽しむ人々は、ポケモンを捕まえるために一か所に集まりやすい傾向があること、さらに、ポケモンのコスプレが目を引きやすいことから、同グループは効率的な募金ができると考えたという。

実際に、ポケモンのコスプレが功を奏し、同グループによると、寄付金は1000万チャット（約84万円）に達し、すでに洪水の被害を受けた地域に寄付金を送金したという。

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