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2016-08-16 00:00

社会

ヤンゴン電力供給公社が電力供給の増加を計画

ヤンゴン電力供給公社
来夏の停電を回避
ヤンゴン電力供給公社(YESC)は10日、来年の電力供給を1400メガワットへ増やすことを計画していると記者会見で発表した。来夏の停電を回避するために最善を尽くす。

YESCによると、ヤンゴン地域では、この4月に1200メガワットの電気が消費されたが、電力不足による停電もあった。YESCは、来年、ヤンゴン地域における24時間完全な電力供給を確保するために、十分な予算配分の必要性を強調しており、その額は100億チャットにのぼる。

ミャンマーの電力供給の問題点
ミャンマーでは、乾季にあたる3,4月はほとんど雨が降らず、湖や川の水位低下により、水力発電所の発電量が最小になる。そして、皮肉にも、その時期は一般的に最も暑い時期でもあり、空調機器などで電力が多く消費され、ヤンゴンや他の都市で送電網に大きな負担がかかっている。

アジア開発銀行の昨年の報告書によると、2014年にミャンマー全土に設置された発電所の容量は4422メガワットで、大半は水力発電所由来であったが、乾季にはそれが1560メガワットに低下した。

ミャンマー最大都市でのこの信頼性の低い電力供給は、多くの場合、発電機とその燃料といった追加コストを考えなければならないため、投資家参入の大きな障害だと言われている。


外部リンク

ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/local/5646

MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/

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