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2016-07-27 17:00

社会

在ミャンマー米国大使館による「催涙ガスのテスト」で異臭・爆発騒ぎ

米国大使館
催涙ガスが大使館周辺に漂い騒ぎに
ミャンマーの最大都市であるヤンゴンの米国大使館周辺で7月24日夜、異臭や煙が漂うだけでなく爆発音も聞いたと騒ぎになり、警察や消防が駆けつけた。

現地職員によると、大使館の敷地内にある訓練場内で催涙ガスのテストをしていたところ、ガスが大使館前の道路にまで流れ出てしまったため、何人かの人々が異臭に気づいたという。

翌25日には同大使館が声明を発表し、訓練中の誤爆を含めた今回の騒ぎを謝罪している。また、この誤爆による負傷者はいなかった。

大使館の事前不通知による騒ぎ
世界中にある主要な米国大使館には、緊急時に備えて海上警備員が常時派遣されており、彼らは敷地内での暴力的な侵害に備えて催涙ガスなどを常備しているという。

今回騒ぎが大きくなったのは、大使館側が事前に地元警察に催涙ガスのテスト実施を通知していたかったからだが、同大使館はこの件に関しても声明で謝罪している。

2011年まで続いた旧軍事政権下では比較的よく爆発が見られたが、今回のような出来事は近年まれである。


外部リンク

Training exercise causes bomb scare at US embassy
http://frontiermyanmar.net/

Explosion which rocked US Embassy in Myanmar sparking lockdown linked to 'tear gas test'
http://www.mirror.co.uk/

US Embassy in Myanmar apologizes after tear gas accident
http://www.seattletimes.com/

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