• TOP
  • >
  • 経済
  • >
  • 【住友電気工業】ミャンマーで中低圧電力ケーブル販売事業を強化
2016-07-02 10:00

経済

【住友電気工業】ミャンマーで中低圧電力ケーブル販売事業を強化

住友電気工業
関係機関の要人を招待して協業披露式を開催
住友電気工業株式会社(以下「住友電気」)は6月30日、現地法人であるWaminn Group of Companies(以下「Wa Minn社」)と2月に販売協業契約を結んだことを発表した。

また、6月18日にはヤンゴン市内でミャンマーの財界人や関係企業、在ミャンマー日本国大使館、日本企業の代表者ら約350名を招待し、住友電気とWa Minn社の協業事業に関して披露したという。

さらに、ヤンゴンに次ぐミャンマー第2の都市であるマンダレー市でも関係企業等にセミナーを実施した。

尚、Wa Minn社はホーロー及びアルミ建材製造を始め、不動産開発や水処理機器販売などを多角的に手がける現地企業で、創業者は元日本留学生協会の会長を務めた人物。また、日本政府から勲章を贈られるなど、日本と強い絆でつながっているという。

電力需要の増大に応えて
ミャンマーでは今年3月末にアウンサンスーチー率いる新政権が発足し、これまで以上の経済発展が期待される上、数年前から増え始めた外国企業の進出にも拍車がかかることが期待されている。

一方、経済発展に不可欠なインフラ整備は急激な成長に追いつけず、緊急の課題となっているのが現状だ。中でも電力分野の整備は遅れており、電化率はわずか35%となっている。

ミャンマーではこの低い電化率を2030年に100%にすることを目標としているため、今後は電力の需要が大幅に増えることが見込まれている。

住友電気はWa Minn社と協業することでミャンマーでの販売事業を強化し、同国のインフラ整備に大きく貢献することだろう。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

住友電気工業株式会社
http://www.sei.co.jp/

住友電気工業株式会社のプレスリリース
http://www.sei.co.jp/company/press/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook