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2016-06-19 16:00

経済

大和証券グループ ミャンマーでブロックチェーン技術の実証実験を実施

ブロックチェーン技術
データを複数のコンピューターに分散 金融業にも応用へ
大和証券グループは6月15日、ヤンゴン証券取引所とミャンマーの証券会社を想定したブロックチェーン技術の実証実験を開始すると発表した。

実施期間は6月から3ヵ月間を予定している。また、同技術の導入は、同技術の専門コンサル企業、コンセンサス・ベイス株式会社の協力の下で実施される。

ブロックチェーン技術とは、データを複数のコンピューターに分散させて管理する技術のことである。

データが分散される上に相互的に監視できることから、内容の改ざんが困難とされる。同技術はビットコイン(仮想通貨)の技術として知られているが、金融業においても応用可能な技術と見られていることから、注目を集めている。

実験で得られた技術 日本にも導入の可能性
今回、実施される実験においては、ヤンゴン証券取引所で実施されるポスト・トレード業務、各種報告業務をモデルとして、顧客資産の管理において同技術を活用し、次世代金融システムとしての適用可能性に関する評価が実施される。

なお、実験で得られた技術やノウハウについては、ミャンマーでの導入提案にとどまらず、日本国内の金融システムへの導入が検討される予定だ。

同社は、先進的なサービスを顧客に提供するため、新技術導入に積極的に取り組む方針だ。


外部リンク

大和証券グループ(プレスリリース)
http://www.daiwa-grp.jp/data/attach/1931_51_20160615a.pdf

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