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2016-06-22 12:00

社会

ミャンマーの青年16人が岩手県大槌町を訪問 防災に関する知識を習得

大槌町
東日本大震災発生時の状況、復興の状況について学ぶ
岩手県上閉伊郡大槌町は6月20日、JICA(国際協力機構)とNPO法人遠野山・里・暮らしネットワークの連携により、ミャンマーの青年で、将来のリーダー候補16人が同日、同町を訪問した件について、同町のホームページに掲載した。

同国の青年らは、災害についての備えを学ぶため、同町における東日本大震災当時の状況や現在までの復興の状況について学んだ。

2011年3月11日に発生した東日本大震災においては、同町で震度の観測ができなかったものの、隣接する釜石市で震度6弱を観測した。また、同町では大津波と火災により、甚大な被害が発生した。同町での死者は813人、行方不明者は421人に上った。

青年らの訪問により、ミャンマーでの防災意識向上が期待
ミャンマーでは、2004年に発生したスマトラ沖地震による津波、2008年にはサイクロン・ナルギスの上陸、さらに、昨年夏は同国の広い範囲で洪水に見舞われるなど、さまざまな災害に悩まされてきた。

今回の青年らの訪問により、同国の防災政策や防災教育に関する知識・指導技術の向上が期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

大槌町ホームページ(プレスリリース)
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/gyosei/docs/2016062000016/

大槌町(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/大槌町

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