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2016-06-24 21:00

社会

ミャンマーの研修員15名が富山県で「資源管理型漁業」を学ぶ

青年研修
将来ミャンマーで活躍が期待される青年が来日
ミャンマーの資源管理型漁業分野で将来の活躍が期待される若者15名が6月16日に来日し、28日まで富山県内で青年研修を受けている。

これは、国際協力機構(JICA)と公益財団法人青年海外協力協会(JOCA)中部支部の協力で実施され、来日した青年らはミャンマーの関係省庁や水産振興の関係者である。

研修は主に氷見市、黒部市、石川県七尾市で行われ、定置網漁法や水産加工技術、養殖技術などを学ぶ。

さらに、自治体や漁法協同組合などで行われる講義では、日本の水産業の制度や支援体制等も学ぶという。

様々な方面から日本の漁業を学ぶ
研修中盤となる22日には、来日中のミャンマー研修員らが氷見市役所を訪問。同市の建設農林水産部長は青年らに、歴史ある定置網漁法を学ぶことへの感謝を述べた。

それを受け、研修員の代表ネィ・チー・チョー・リン氏が
「日本の漁業を途上国である故郷に持って帰りたい。氷見の景色はきれいだと感じた」(中日新聞より)
とあいさつした。

研修員らは同市の水産振興課の職員から、漁業資源管理や水産行政などを学んだ。23日には氷見高校や業交流施設を訪問し、定置網漁法の歴史や経営などを学ぶ。

さらに、25日には定置網漁船に乗船。船上で定置網漁法の体験をするという。

来日したミャンマーの青年らが、より多くのことを学んで将来に活かすことを期待したい。


外部リンク

国際協力機構(JICA)
http://www.jica.go.jp/

JICA北陸のプレスリリース
http://www.jica.go.jp/hokuriku/press/

公益財団法人青年海外協力協会(JOCA)
http://www.joca.or.jp/

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