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2016-06-10 05:00

社会

ヤンゴン・ユダヤ人居住区シナゴーグがブルー・プラークを授与

シナゴーグ
現在20名のユダヤ人が残るのみ 異宗教が平和に存続した証明
6月5日、ヤンゴン遺産トラスト(YHT)が第13回ブルー・プラークを発表。ヤンゴンダウンタウンのユダヤ人居住区にあるMusmeah Yeshuaシナゴーグが受賞した。

Musmeah Yeshuaシナゴーグは1852年設立。火災により損壊後、1896年に再建された。

19世紀以降、主にイラクからのユダヤ人が2000人ほど、ミャンマーに移住していた時期があるが、現在では20人が残るのみである。

シナゴーグはユダヤ人コミュニティーの象徴であり、ミャンマーで異文化、異宗教が平和に存続してきたことの証明ともいえる。シナゴーグや墓地を守るサミュエル家は、ブルー・プラーク受賞をきっかけに、観光スポットとなることを期待しているという。

ヤンゴンの重要な建築物 保存意識の向上を目指す
ブルー・プラークは、YHTが重要な歴史的建造物に与える記念プレート。建築物の歴史的意義が英語とミャンマー語で記される。建築物が公共物であることをアピールし、市民の保存意識を高めることを目指している。

2014年からスタートし、これまでにヤンゴン市民ホール、AYAバンク、アルメニアン教会などが認定された。


外部リンク

Myanmar Times
http://www.mmtimes.com/

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