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2016-06-08 20:00

政治

シンガポール・リー首相、ミャンマーを訪問

リー・シェンロン
国交開始50周年 ビジネス、教育面で両国の関係強化へ
シンガポールのリー・シェンロン首相が、6月7日から3日間の行程でミャンマーを訪問している。

今年はシンガポールとミャンマーの国交開始から50周年になる。今回の訪問は、今後の両国の結びつきをより強くするためのもの。リー首相の訪問は2014年のASEANサミット以来となる。行程にはリー首相夫人、外務大臣、教育省大臣等が同行する。

滞在中はネピドーでティンチョー大統領やアウンサンスーチー国家顧問、前大統領のテインセイン氏や軍関係者などと面会。主にビジネスと教育分野について、両国の関係強化の方針を明らかにする。

ミャンマーへの投資額は世界2位 シンガポール人による職業技術訓練校も開校
ヤンゴンでは、シンガポール・ミャンマー職業訓練学校のオープニングレセプションに参加。同校はASEANの経済界で働き始める人々のため、技術教育を行う施設である。レセプションではヤンゴン在住のシンガポール人との交流も予定されてる。

今年4月時点、シンガポールからミャンマーへの投資額はおよそ130億USドルで、中国に次ぐ世界第2位。両国間の貿易は益々成長しており、昨年は2014年比20%アップの35億4000万シンガポールドルであった。


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