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2017-07-11 12:00

経済

取引の減少が続くヤンゴン証券取引所

ヤンゴン証券取引所
上場されている企業
ヤンゴン証券取引所(Yangon Stock Exchange :YSX)が発表したデータによると、現在上場している4つの企業による株式取引の減少が止まらないという。

現在上場している企業は、ファースト・ミャンマー・インベストメント(First Myanmar Investment:FMI)、ミャンマー・ティラワ SEZ・ホールディングス(Myanmar Thilawa SEZ Holdings :MTSH)、ミャンマー・シチズンズ・バンク(Myanmar Citizens Bank :MCB)、ファースト・プライベート・バンク(First Private Bank :FPB)の4企業だ。

YSXは2016年3月25日、ミャンマー初の上場企業となったFMIの取引で開始された。

これまでの株式取引
2016年3月の出来高は240億チャットで、翌4月は58億チャットであった。

また、MTSTが上場した同年5月には総出来高が160億チャットに増えたが、6月には68億チャット、7月には37億チャットに減少したという。

MCBが上場した8月には、株式取引総価格が3企業で29億チャット、9月に24億チャット、10月に40億チャット、11月に22億チャットであったと推定されている。

また、12月には15億チャットまで取引価格が減少し、過去最低額を記録した。

2017年1月にFPBが上場し、4企業による1月と2月の株式取引は60億チャットに達したが、3月には22億チャットにとどまったという。

6月の出来高は15億チャットにまで減少しているが、4月には12億チャットに落ち込み、過去最低額を更新している。

一方、証券取引委員会のシニアメンバーは6月末、今後18カ月以内に4企業が上場する予定であることを明らかにした。

新規に加わる企業名は明らかにされなかったが、上場企業が増えることで株式取引も増加することが期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

ヤンゴン証券取引所
https://ysx-mm.com/

ミャンマー・ティラワ SEZ・ホールディングス
http://mtshmyanmar.com/

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