ミャンマーニュース

ミャンマーは6月22日、台湾との親密な関係を促進するため、台北に「貿易事務所」を設立した。

台湾の外務省が発表した声明によると、事務所の正式名称は「ミャンマー連邦共和国　ミャンマー貿易事務所（Myanmar Trade Office, the Republic of the Union of Myanmar）。台北市南港区（Nangang District, Taipei）に所在する。

同事務所はミャンマー商業省のThet Lwin Oo氏により指揮がとられ、貿易、投資、ビジネス、交通、観光、文化、農業、畜産業における二国間交流の促進を担当。台湾側はミャンマーとの関係強化を歓迎している。

ミャンマーと台湾は正式な外交関係を持っていないが、ミャンマー政府は2013年1月に台湾企業に対する投資制限を解除。同年4月に台湾企業が容易に製品を輸出できるようにすることを発表している。

2013年11月には台湾の貿易開発組織である台湾貿易センター（Taiwan External Trade Development Council：TAITRA）がミャンマー最大都市ヤンゴンに、台湾初の貿易事務所を開設。

同事務所は二国間における貿易協力のプラットフォームとなり、台湾企業がビジネスチャンスを探ることができるようになった。

2014年には二国間貿易は2013年より20％増加。3億2300万USドルに達した。両国に互いの貿易事務所を開設したことで、二国間関係がさらに強固になることが期待される。

（画像はFOCUS TAIWANより）

外部リンク

Myanmar Trade Office to promote bilateral relations
http://www.taipeitimes.com/News/taiwan/

Myanmar opens trade office in Taiwan in bid to boost ties
http://www.chinapost.com.tw/taiwan/

Myanmar sets up trade office in Taiwan
http://focustaiwan.tw/news/aipl/