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2015-05-16 13:00

社会

インドネシアで奴隷労働従事の6人 ヤンゴンに到着

漁船奴隷労働
約120人の労働者らもミャンマーに到着予定
インドネシアの漁船で奴隷労働に従事させられていた6人のミャンマー人が、国際移住機関(IOM)の援助によってヤンゴン国際空港に到着した。労働者によると、2年以上にわたって奴隷労働に従事させられたという。また、約120人のミャンマー人労働者らもインドネシア・ジャカルタ経由でミャンマーに到着する予定である。

漁船における奴隷労働が横行
先日、インドネシアの漁業会社に勤務する5人のタイ人船長と2人のインドネシア人乗組員が労働者の人身売買を行ったとして逮捕された。

タイは、世界最大のエビ輸出国である。しかし、同国の水産業界においては、仕事を求めてタイに不法入国してきたミャンマー人やカンボジア人らが大勢働いているが、彼らの立場が弱いこともあり、奴隷労働が横行するケースが目立つ。

場合によっては、1日20時間以上の労働が課せられることがあるほか、労働者はタイ経由でインドネシアの漁船に送られることもある。

しかし、奴隷労働によって採取された漁業資源が市場に流通するのは問題である、との見方が広がっており、タイ政府は、漁業規則に適合しない業者に対しては厳罰化で対応する方針だ。


外部リンク

ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/local/six-formerly-enslaved

Bangkok Post
http://www.bangkokpost.com/news/general/559071/

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