• TOP
  • >
  • 経済
  • >
  • カレン州難民がオーストラリアで正規雇用 現地経済に好影響
2015-05-02 07:00

経済

カレン州難民がオーストラリアで正規雇用 現地経済に好影響

カレン州難民
小さな農村で約70名がアヒルの生産・供給企業に採用 
カレン州から難民としてオーストラリアに移り住んだ人々が仕事に就き、現地経済に貢献している。

2010年、170名ほどの難民が、メルボルンから北西370kmのビクトリア州ニルに暮らし始めた。彼らはコミュニティーとしての生活基盤を整え、現地でフルタイム勤務し、現地経済に貢献している。

ニルは人口2,300人の小さな町で、住民は農業によって生計を立てている。カレン州コミュニティーの人々のうち、約70名がアヒルの生産・供給に関わる企業に採用された。町は、勤勉で親しみやすく、親切なカレン州の人々を快く受け入れた。

失業率の低い雇用と勤勉な難民 新しい成功例として注目
ニルの人口が増加したことで生産量やビジネスチャンスも増えた。難民の就労によって4,150万ドルの収益を上げており、地域経済に大きな影響を与えていることが明らかになった。

この事例は難民受け入れの成功例として評価されている。難民・移民サービス局では、ニルが町の繁栄のために難民を歓迎したこと、失業率の低い労働が存在したことに加え、カレン州の人々が非常に勤勉だったことが成功の要因だとしている。

(画像:The Guardianより)


外部リンク

The Guardian
http://www.theguardian.com
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook