• TOP
  • >
  • 旅行
  • >
  • 外務省が北部シャン州コーカン自治地帯への渡航危険情報を引き上げ
2015-04-26 21:00

旅行

外務省が北部シャン州コーカン自治地帯への渡航危険情報を引き上げ

渡航情報
「渡航の延期をお勧めします」に引き上げ
外務省は4月21日、ミャンマー北部シャン州コーカン自治地帯への渡航に関する危険情報を「渡航の延期をお勧めします。」に引き上げた。

シャン州コーカン自治地帯の危険情報引き上げの背景には、2月よりミャンマー国軍と少数民族武装組織の衝突が現在でも断続的に続いているためとみられる。

同自治地帯には2月に非常事態宣言と軍事行政命令が発令。これまでに200名以上の死者が発生している。

外務省が発出している渡航の危険情報は、以下4つのレベルに分類される。
「退避を勧告します。渡航は延期してください。」
「渡航の延期をお勧めします。」
「渡航の是非を検討してください。」
「十分注意してください。」

今回引き上げられた「渡航の延期をお勧めします」は、アフリカや中東の一部に発出している最も危険度が高い「退避を勧告します。渡航は延期してください」に次ぐもの。渡航予定のある場合は、しばらく様子をみた方が良さそうだ。

ミャンマーその他の地域の危険情報
カチン州では国軍とカチン独立軍(KIA)との間で散発的に衝突がしているため、これまでの通り「渡航の延期をお勧めします。」となっており、南部では爆破事件等も発生している。

ラカイン州もこれまでの通り「渡航の是非を検討してください。」のレベルにとどまっている。この地域には2012年6月に非常事態宣言が発令。現在も宣言は継続されているが、情勢は比較的安定している。

また、シャン州コーカン自治地帯、カチン州、ラカイン州を除く全土にも最低レベルではあるが引き続き「十分注意してください。」が発出されている。

(画像は外務省 海外安全ホームページより)


外部リンク

外務省 海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/

ミャンマーについての渡航情報(危険情報)の発出
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook