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2015-04-01 15:00

社会

ミャンマー ロシアと原子力エネルギー分野で協力体制

ロスアトム
ロシア国営原子力企業の副責任者 ミャンマーを訪問
ロシアの国営原子力企業であるロスアトムは先週、同社の副責任者であるニコライ・スパスキー氏が、先週ミャンマーを訪問し、ロシアとミャンマーが原子力エネルギー分野で協力することに同意したと発表した。
原子力の平和的かつ有効的利用について議論
ニコライ・スパスキー氏は、ミャンマーのニャン・トゥン副大統領、ミャンマー国軍最高司令官、ミン・アウン・ライン官と面会後、コ・コ・ウー科学技術大臣、キン・マウン・ソー電力大臣と会談を行った。

会談においては、原子力エネルギーの平和的かつ有効的な利用について議論が交わされたほか、原子力エネルギーの適切な利用においては、法的な枠組みを定めることが必要であること、また、両国で協力体制を築いていくことが重要である、との意見が交わされた。

2015年度中に、電力供給世帯率を50%とする予定
ミャンマーでは著しい経済成長が続いているものの、インフラ整備が追いついていない状況にある。同国において、電力の供給を受けている世帯は全体の30%程度にとどまっていることから、2015年度中に電力供給世帯率を50%に、さらに、2030年をめどに全世帯に電力を供給する目標を掲げており、電力の開発が急務となっている。


外部リンク

World nuclear news
http://www.world-nuclear-news.org/NN-Russia-Myanmar

ロスアトム
http://www.rosatom.ru/en/

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